SNCF カウンターへ
行き場所も決まらぬまま、3日目の朝。
とにかく前へ進もう!
バッグを片手にパリの東駅・チケットカウンターへ。
私 「ニースに行きたいんだけど・・・?」
おじさん 「満席です。」
私 「マルセイユ?」
おじさん 「満席。」
私 「リヨン?」
おじさん 「満席。」
私 「じゃあ、モン・サンミッシェルは?」
おじさん 「満席。」
私 「アルザス。」
おじさん 「満席。」
・・・・・。
延々思い付く限りのフランスの地名を言ってみましたが、
答えは同じ。
「 Compri (満席) 」
カウンターのおじさん、 次はどこ? と言った顔をするので、
思い切って言ってみた!
「じゃあ、私はどこに行けるの!?」
コレは予想外だったらしく、一瞬驚いた顔をした後、
旅のプロフェッショナルの心をくすぐったのか、
「D'accord!」
と言って、真剣にパソコンに向かっています。
しばらくして、
「アンジェ! アンジェがいいよ。」
「アンジェ?」
手に持ったフランスのガイドブックを見てみたけど、どこにもそんな地名はありません。
「アンジェって、どこですか?」
おじさんは、大きな地図を広げて、「ココだよ。」 と、教えてくれました。
サンマロの東、ルマンの西。
・・・が、それ以上は全くく情報なし。
何があるのかもわかりません。
私 「アンジェって、素敵なところですか?」
おじさん 「うん。お城があって・・・、○#△;□*▼¥◎・・・。」
フランス語、ほとんど聞き取れていません。
でも、悪い人ではなさそうだし、せっかく一生懸命調べてくれたんだから行ってみよう。
アンジェが私を呼んだのだ!
と、前向きに対応。
今日の日帰りにしてもらって、チケットを受け取ると、
「ニースに行きたいのならなら、もう一度明日聞いてみるといいよ。キャンセルがあるかもしれないから。
今日はアンジェで楽しんできなさい。 Bon Voyage!」
なんて、親切な人なんでしょう。
ぺらぺらと話せたら、もっと楽しかったかもしれませんが、
とにかく頑張って思いつく限り言ってみて良かった。
きっと、アンジェは素敵なところに違いない。
でなければ、あんな優しい笑顔にはならないだろう。
そして、アンジェへ向かうべくモンマルトルの駅に向かう私でした。
続 く
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